科学計算ライブラリ「GSL」を利用した円形膜(太鼓)振動の
時間発展シミュレーション
物理学で非常によく出くわす、(1)「ヘルムホルツ方程式」、(2)「極座標形式」、
(3)「関数の直交性と完全性」、(4)「境界条件」、(5)「初期条件」
などの概念を習得するための題材として適している。
これらの概念を理解すると→
任意の膜形状に対する時間発展をシミュレーションすることができる
円形膜が従う方程式の導出から、ヘルムホルツ方程式の導出、第一種ベッセル関数の解説(直交性・完全性)、境界条件の与え方などを順を追って解説する。 さらに、円形膜の基準振動から任意の初期条件に対する膜振動の時間発展をGSLを用いて実際に計算する。
本稿は、マイクロソフト社が無料で提供している統合開発環境「VisualC++ 2010 Express」に科学計算ライブラリ「GSL」と、コンピュータ・グラッフィックの標準技術である「OpenGL」を用いて、仮想物理実験室を構築する。
C言語で OpenGLを利用する際に非常に便利なライブラリ「OpenGL Utility Toolkit(GLUT)」を用いる。 OpenGL の基本的な使い方から、円形膜の描画まで順を追って解説する。
→次スライドにて、本稿で実際に計算する円形膜の「基準振動」と「任意の初期値に対する時間発展」の例を示す
※本稿で利用する GSL のコンパイル済みスタティックライブラリ(ver.1.15)も添付
博士論文では、屈折率の異なる媒質が光の波長程度で並んでいる光学的構造体として知られているフォトニック結晶において、 光パルスの伝播に関する動的特性について研究。
最近は、物理シミュレーション結果の HTML5 による描画がテーマ。 HTML5 がもつ汎用性がプレゼンテーションソフトとしてデファクトスタンダードであるウィンドウズ社製のパワーポイントの牙城を崩す可能性を秘めていると考えている。
※本コンテンツの詳細については、こちらをご覧ください。
販売形態と価格 | ダウンロード 2,100円(税込) |
決済方法 |
■ 銀行振込(※振込手数料お客様負担となります) 【取引銀行】七十七銀行 本店営業部 【口座番号】7732899 【口座名義】特定非営利活動法人 natural science |
購入方法 |
info@natural-science.or.jp まで購入希望の旨をお知らせください。 入金の確認後、メールにて本コンテンツの詳細をお送りいたします。 |