HOME > natural science Laboratory > 体験型自然科学の教室

第4回体験型自然科学の教室「海の教室」
子どもたちの発見の教室

文責:大草 芳江 (2006年7月 1日) カテゴリ:体験型自然科学の教室(51)

ステップ1 こどもたちの発見の教室

子どもたちに、海辺で砂浜で、生きものをたくさん発見してもらいます。この発見の場は、まったく子どもたちのための場で、おもいおもいに、生き物をさがしだし、触ったり、動かしたり、個性がおもむくまま、自然に触れてもらいます。

「これまででいちばん大きい、カニがいるよ!
 つかまえられるかな~?」

「3にんのちからをあわせれば、
 つかまえられるよ !」


「支点・力点・作用点。
 てこの原理を利用すれば、大きな石も もちあげられるよ」


「わ~! 貝のなかに、ちいさなカニさんがいるよ!」


「あつ、今ぴょんって なにかが はねたよ!」


「カニは穴の中にいるね。
 みどり、ピンク、いろいろな色のやつがいるね。」


「ちいさいカニは、海にかえしてあげる。
 あしがかたほうしかないカニは、
 しんだらかわいそうだから、逃がしてあげる。」

「また会いたくなったら、ここにくればいいもんね」


「カニをつかまえるのは、簡単だよ。
 穴がいっぱいあるところを、掘ればいいんだから。」

「おっきい穴には、おっきいカニ。
 ちいさい穴には、ちっちゃいカニがいるよ。
 だって、おっきいカニは、ちっちゃい穴を、とおれないもん。」

「カニがいないよ~」
「カニはよく散歩してるから、いないんだよ。
 穴の中がきらっと光ると、カニがいるんだよ。」


「これなんだろう?」
 ルーペで、大きくして見てみよう。
「貝の赤ちゃんだ~!」


「これ、ぜったい、みじんこだよ!
 (お父さんは砂だ、って言ってたけど)
 ほらっ、目みたいのがあるよ!
 (みじんこ、それとも砂 ?)どっちかな。
 う~ん・・・
 これでつついてみたら、どうなるかな・・・
 (ピペットでつついてみて・・・)
 あぁ~!! 目がとれた !
これ、砂だ~っ !! な~んだ・・・」


「このカニについているのなに ? たまご ??
 え~ !
 こんなにちっちゃいカニなのに、
 たまごをもってるんだね !」


「おっきいカニ、こわいよ~
 おっきいカニ、こわい・・・」

でも、ほら、こんなにおっきなカニを
ひとりでつかまえられるようになったよ


「はだしになったほうが、はやく走れるよ!」
「どろせっけん~」
「あたたかいね。太陽のせいかな。きもちいい」
「いろんな波が、あるね」
「きらきら してるね」
「波は、同じもようだね」
「しばらくすると、ちがうくなるね」
「あしあと、いっぱい。ゆりのみちができたよ」
「カモメのあしあと、あったよ」


大きなお山をつくったよ
「すなとどろをまぜるとちょうどよいかたさになるね」
人がのぼれるように、ちゃんとかくどもかんがえたね。
お目めとお耳をつけたね。カニもかざったね。
かざりのおだんごも8つのせたね。
トンネルをほってもくずれないようにつくったね。
カニがなかなかでてこなかったね。
でも、じょうずにぼうをつかってそとにだしていたね。
そのあと、カニがにげないようにもっとくふうしていたね。
「こうすれば、ぜったいカニはにげれないよ!」


「すっげーな、この泡」
「このあわ、なんだろうね」
「ツチノコの、たまごだよ」
「せっけんの、あわだよ」
「水と水がぶつかって、あわになるんだよ」


「しろい砂は、あったかい・・」
ぬれてさむかったから、
ねっころがって、しろい砂の上で、あたたまったよ


「カニパラダイス」


どうすれば、魚が捕れる??
「手づかみでボラをとるのは、
 スピードが速いから、無理だと思うよ。」

「動かないで待ってる方が、いいのかな」




▲このページのトップNPO法人 natural science トップ

関連記事

体験型自然科学の教室







▲このページのトップNPO法人 natural science トップ




Warning: mysqli_connect(): (28000/1045): Access denied for user 'xsvx1015071_ri'@'sv102.xserver.jp' (using password: YES) in /home/xsvx1015071/include/natural-science/include_counter-d.php on line 8
MySQL DBとの接続に失敗しました