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Event Driven Science
大気の循環と地球の温暖化 ~生きている地球をつくろう!~

文責:林 叔克 (2008年12月16日) カテゴリ:Event Driven Science(4)

ねらい

太陽からのエネルギーを受けて地球では大気の循環が起こっています。大気の循環を実験することで、地球の大気の仕組みについて学びます。

EVENT: 「そもそも、地球ってなんだろう?」自然現象へ問いかけることから興味がうまれます。
HANS ON: 手を動かし、生きている地球の大気の循環を小さな世界で実現します。光のエネルギーを加えることで大気の循環をつくります。
OBSERVATION: 空気の流れを見えるようにし、大気の循環を観察します。
DISCUSSION: 「大気の循環ってなに?」と現象を考察します。
UNDERSTANDING: 大気の循環の意味をエネルギーの流れからとらえなおします。

上記5つの項目を体験しサイエンスストーリーを描くことによって、子どもたちの科学的・論理的思考力を育みます。

サイエンスストーリー

地球が生きてるって?

地球は太陽のエネルギーを吸収し、熱のエネルギーを宇宙に放出しています。 ここに時間差があるのがポイントで、大気は地球上を大きく循環することで、エネルギーの輸送の役割を果たしています。



すいそうの中に地球をつくろう!  

水そうの中に地球をつくります
1.水そうの中に砂で陸をつくります
2.水を入れて、海をつくります

でも、これだけでは大気の循環はおこりません



太陽から光のエネルギーをおくろう!  

白熱灯をつかって、太陽をつくります。
1.白熱灯をすいそうにあてます
2.白熱灯と水槽の位置をはかります

太陽をあてる前とあてた後で、どのような大気流れの変化が起きるでしょうか?



大気の流れを観察しよう!

大気の循環を見えるようにしましょう。
1.スモークマシーンで煙をいれます
2.白熱灯と水そうの距離をかえます

どのような大気流れの変化が起きるでしょうか?
雲の動きをしっかり観察します。



温度をはかろう!

循環が起こる原因を探りましょう!
1.温度計を水そうの上と下に設置します
2.太陽をあてはじめてからの時間で、温度がどのように変化するのか調べます
3.上と下の温度計のメモリをグラフにします



どうして大気の循環がおこるの?

太陽の光は地表をあたため、暖められた空気は上昇し、空にあがっていきます。上空は寒いので空気は冷やされ、下に移動します。このように太陽のエネルギーをもとに大気が大きく循環しています。
エネルギーという視点から大気の循環をみると、地表からエネルギーを受け取り、宇宙にエネルギーを放出していることになります。



どうして大気の循環がおこるの?

地球は太陽のエネルギーを吸収し、熱のエネルギーを宇宙に放出しています。ここに時間差があるのがポイントで、大気は地球上を大きく循環することで、エネルギーの輸送の役割を果たしています。この輸送のおかげで、地球の気温変化は比較的おだやかになっています。生きている地球とは、大気の循環で地球の温度という恒常性が保たれていることです。



実施報告





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