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「第1回 natural science シンポジウム」は、
多数のご来場者を迎え、盛況裡に終了致しました。
ご来場者の方々、出展者の方々、関係者の方々に深く御礼申し上げます。
「第1回 natural science シンポジウム」の様子は、
後日改めて詳しいご報告をさせて頂きます。
近年、わが国の科学技術研究及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」の基盤を揺るがす深刻な問題として、子どもたちの「理科離れ」が叫ばれています。「理科離れ」は単に「個人的に理科が嫌い」であるという問題ではなく、理科を学ぶ過程で本来養われるはずの「知的好奇心」や「論理的思考力」などの低下を意味しています。その結果として、文理問わず高等教育を理解できない学生が増大し、大学教育の質の維持が著しく困難に陥っているというかたちで問題は顕在化しており、もはや「理科離れ」問題は、国民全体による知の問題、すなわち社会的リスクであると捉えられています。
また子どもたちを取り巻く社会環境として、本来そこにあるはずの人と人、自己と対象との関係性を実感することが困難な状況に陥っています。効率性を追求し複雑化・細分化されてきた社会システムによる弊害は、社会構成の基盤となるはずの市民参加を事実上困難なものとし、その結果が、個人・家族・地域社会・国レベルでの多様な社会問題として顕在化しています。
「科学」の本質は、観察からはじまります。対象に直接触れ、自分の目で見て、自己と対象との関係性を五感で感じることなしに、知的好奇心・論理的思考力が養われることはありません。また、「科学」と言うと結果や成果が注目されがちですが、そこに至るまでのプロセスにこそ、知的好奇心や論理的思考力をはじめとする、科学的なものの見方・考え方が隠されています。
NPO法人設立1周年を記念して開催する「natural science シンポジウム」は、「科学」と「地域」を切り口に一般層や子どもへの研究プロセス体験型科学実験教室開催や、企業・研究所・行政の枠を超えた地域社会と市民との新しいコミュニケーションの実践、など、弊社のこれまでの取組みを総結集した様々な企画を展開して参ります。
大人も子どもも、普段科学に触れている人も触れていない人も、“「科学」って、そもそもなんだろう?”を五感で感じて頂きたいと思います。
13:00-14:00 「ゾウの時間 ネズミの時間」
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14:30-16:00 研究プロセス体験型サイエンスライブ
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①14:30-15:30 ②16:00-17:00 科学実験教室
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14:00-17:00 Cafe natural science
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いろいろな場所の二酸化炭素をはかってみよう!
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技術の司令塔・プログラミングを体験しよう!
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磁石を知ろう!永久磁石をつくろう!
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宮城の米粉をつかったおかしをつくろう!
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蒲鉾を揚げた油でバイオディーゼル燃料をつくろう!
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見える光・見えない光のダブルで発電しよう!
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アイディアがどんどん出てくるゲームをしてみよう!
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バラ科の果物の秘密にせまろう!
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「すべらない」を体感しよう!
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2匹の働きアリが示す行動解析
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多細胞生物における複合刺激に対する応答
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地球環境を考える〜百万都市仙台における緑の働き〜
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エンジンの熱力学の考察
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アリの生態にもとづいたアリロボットアルゴリズムの構築
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電気と磁気の関係
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仕込み水で淹れたコーヒー(有料)
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酒粕スイーツ各種(有料・数量限定)
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体験コーナー展示を酒の肴に、宮城の美味しいお酒とお魚を楽しみながら、 科学者や技術者、参加者同士で気軽に交流できる会です。 (三陸おさかな倶楽部、森民酒造本家、塩釜市団地水産加工業協同組合) |
日 時: | 7月13日(日)13:00〜17:00 (受付開始 12:30、交流会 18:00〜19:45) |
場 所: | 東北大学片平さくらホール1F・2F (仙台市青葉区片平二丁目1−1) |
対 象: | どなたでも |
定 員: | 【基調講演】200名 【研究プロセス体験型サイエンスライブ】40名 【小学生向け科学実験教室】80名 【交流会】50名 |
費 用: | 【基調講演】無料 【研究プロセス体験型サイエンスライブ】500円/人 【小学生向け科学実験教室】500円/人 【交流会】2000円/人 |
申 込: | ホームページより事前予約制。7月11日(金)締切 (ただし、定員になり次第、締め切らせて頂きます) |
主 催: | 特定非営利活動法人natural science (仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル3階 Five Bridge 内) |
後 援: | 東北大学、仙台市教育委員会、河北新報社、他申請予定。 |
協 力: |
株式会社仙台測器社、日本ナショナルインスツルメンツ株式会社、株式会社マグファイン、宮城県産業技術総合センター、塩釜市団地水産加工業協同組合、ソートR&D株式会社、株式会社ミウラセンサー研究所、ジーイーエス株式会社、森民酒造本家、宮城県産業人材雇用対策課、株式会社デュナミス、
JAXA宇宙航空研究開発機構先端技術センター、宮城県農業・園芸総合研究所
、他協力予定。(敬称略・順不同) ※参加希望の企業・研究所はこちらをご覧ください |
問 合: | 大草芳江(広報担当) Tel: 022-721-2035 |