古くから「学都」として知られる仙台・宮城は、大学や研究所、企業や文化施設等が密集し、科学や技術が生活と隣り合わせで存在する地域です。この地域特性を活かし、科学や技術に関する多様なセクターと連携して、科学や技術のプロセスを子どもから大人まで五感で感じられる体験型科学イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を毎年開催しています。『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』は、科学者や技術者等の本人が「おもしろい」と思うプロセスを形にし、子どもから大人まで五感で感じられるものとすることで、組織の枠を超えた多様な人と人の思いが共鳴し合う場となることをめざしています。また、科学を切り口として、多種多様なセクターによる日々のアクティビティを見本市のように可視化・共有化する役割も担っています。
□2014年:来場者約7300人、出展者数144団体
□2013年:来場者約7200人、出展者数95団体
□2012年:来場者約6300人、出展者数93団体
□2011年:来場者約5800人、出展者数76団体
□2010年:来場者約5600人、出展者数54団体
□2009年:来場者約1000人、出展者数41団体
□2008年:来場者約300人、出展者数12団体(第1回 natural science シンポジウム)
□2007年:来場者約30人、出展者数1団体(第1回 natural science CAFE)
・学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ ≫(別サイトへリンク)
一般的な科学・技術の評価制度は、その成果を評価します。しかしサイエンスデイAWARDは、その成果に至るまでのプロセスが「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資する」という観点、つまり、科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢という視点から評価をおこないます。よい科学や技術とはそもそも何か。そこにはさまざまな視点があります。そのためサイエンスデイAWARDでは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体を問わず、誰でも賞を新設できることとし、審査会場を『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』として一般公開するなど、開かれた審査を行います。よい科学や技術とはそもそも何か。サイエンスデイAWARDは、参加する一人ひとりがそれを考え、自由に提案することを通して、心豊かな社会を模索し創造する場となることをめざしています。
・サイエンスデイAWARD ≫(別サイトへリンク)