第6回「山の教室」の様子
狙い
自転車の空気入れを"ふいご"として用いる。 団扇よりも単位面積あたりの空気の量が増えて より高温になるのではないか? 普段の芋煮では味わえない高温を生み出しましょう!
当日行ったこと&考察
焚き火の炎が出てきたころに手動ポンプ型ふいごをもちいて空気を送り込んだ。 小さかった炎が大きくなった。その際体感した輻射熱も強くなったように感じられた。 また空気を送り込んだことで炭火の色の変化も見られた。
たける氏の実験では炎の勢い弱いときに空気送っても炎は消えてしまい もう一度火をつける羽目になった。空気があるだけでは薪は燃えないことがわかった。
ものが燃える理由をさらに探るために水を入れて冷やした紙コップと水を入れなかった紙コップを炎で熱してみた。
水を入れなかったコップはおよそ15分で黒く焦げ、
その後発火した。
水を入れていたコップは発火せず中の水が沸いた。
コップ内の温度が100℃程度であったことがわかる。
水を入れていたコップは100℃よりも温度が上がらず、発火できなかったことから 物が燃えるためにはある程度高い温度になる必要があるといえる。
これらのことから物が燃えるためには燃えるもの、高い温度、その上での空気が必要であるといえる。