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雪山光実験室(第7回「雪の教室」)

文責:大野 誠吾 (2007年2月25日) カテゴリ:体験型自然科学の教室(12)

はじめに

スキー場といえば気になるのは紫外線です。紫外線カットゴーグル、日焼け止めクリームなど紫外線を意識したスキー用品があるのはご存知かと思います。でもその紫外線自体は目には見えません。紫外線をどうにかしてみようというのがこの実験です。

行ったこと

かまくらの用意
予備実験 をおこなって感じた光量の少なさをカバーするために暗い空間を雪で作成しました。光の通り道を空けることで暗いかまくらの中に光を導きました。


人の太さの入り口

かまくら内部での分光

予備実験でおこなった「おまけ」 と同じように かまくら内部ではDVD-ROMを使って分光しました。雪にぬった蛍光塗料に光を 反射させて当てると紫外線の含まれる部分が光って見える...ことを狙っていた のですが、太陽が傾くにつれて光の通り道がずれてしまい、じっくり観測が出来 ませんでした。


分光ボックスを使った実験

じっくりした観察に向いていたのが以前予備実験で作成した 分光ボックス です。晴天に恵まれたおかげもあり紫外線で光る蛍光塗料がくっきりと見ることが出来ました。


じっくり観察をする少年

今後

時間とともに太陽の向きが傾き、光の進行方向がかわることがかまくら内でのじっくりした観測を妨げとなっていました。この次の機会があれば光の通り道の角度を自由に変えられる仕組みを考える必要があるように思えました。


第7回体験型自然科学の教室「雪の教室」へ



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