顕微鏡のブースと雪の結晶を人工的につくる(第7回「雪の教室」)
顕微鏡のブース 担当のスタッフ 千葉研の方々、はやし
当日、雪が降っていませんでしたが、 樹氷、茎、草の葉っぱを発見しました。 雪の結晶は見れなくて、ただの氷だと気づく子どももいました。 (子供の声 氷を顕微鏡で見て)「タイガーアイ(とらのめ石)に見える」 樹氷が年輪みたいになっている発見がありました。 (子供の声)氷でも木の年輪の成長のようになるんだね。 |
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顕微鏡をのぞくとき、最初に少しコツがいります。 少し、遠くから光りの点を見ていって、 じょじょに光の点が大きくなっていくように のぞいていきましょう。 |
雪の結晶を作る実験では、たくさんのご家族にきていただきました。
雪の結晶ができるまで、10分ぐらいかかりました。
子どもから「色のついた結晶はできるの?」という質問がありました。
とても面白い質問で、実際に試してみれば面白いと思いました。
また「PETボトルの中は何度になっているの?」という質問がでました。
いったい、何度のところで結晶ができてくるのでしょうか?
PETボトル内の温度を測ったところ、下の図のようになりました、
雪の結晶ができてきたのは、ドライアイスの入っている器のところで、 ー5度ぐらいでした。温度が急激に下がっているところで、雪の結晶が 成長していました。
スタッフの大内君の声
当日、雪の結晶を作る際に使うドライアイスを使い子どもたちと遊びました。
ドライアイスを水に入れると、水が沸騰したようにぶくぶくし、更には大量の煙(二酸化炭素)が発生します。
単純にドライアイスを水に入れると煙が発生するのが面白く、そしてそれは僕だけでなく、子どもたちも同じように感じていると思いました。
ドライアイスを水に入れた瞬間子どもたちは一斉に注目ました、また目を輝かせて驚いていました。
またドライアイスを水に入れて放置しているとやがて炭酸ジュースになってきます。
当日、工作教室で出していたお茶と砂糖を使い、炭酸ジュースをつくりました、それをなめて喜ぶ子もいれば、怖がって触れない子どももいました。
今回の工作教室では、ただ工作するだけではなく、工作に使った道具で遊ぶことにより科学の持つ面白みに広がりを持たせられるのだなと感じました。
当日の様子