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2007/06/24 sun.10:00-12:00
第1回 natural science CAFE「なんで、魚は、まっすぐ進むの?」

文責:大草 芳江 (2007年6月24日) カテゴリ:natural science CAFE (2007.6.30)(2)


研究所の枠を超えた異分野の研究者たちが集まり、自らの知的好奇心を原動力に行った「n.s. 研究所」。参加「かがくしゃ」たちの、モチベーションとは?

個人から生まれる素朴な疑問を、形にしていきたい。

科学が歴史の積み重ねの中で大きくなるに従って、
研究のすすめ方が大型のプロジェクトによるものに
なってくるのはわかります。

ただ科学のもうひとつの側面として、
個人から生まれる「なんでだろう?」という
素朴な疑問から始まる研究があります。

自然の教室で子どもたちと発見した
素朴な「なんでだろう」を
「n.s. 研究所」で形にしていきたいと思います。

第1回目となる「natural science CAFE」では、
夏の教室で、子どもからでた「さなかは、どうして前に進むの?」
から始まった「n.s. 研究所」の報告をさせていただきました。

この質問に答えるのは、実は難しくて、難しいながらもなんとか実験をしていくプロセスを
すこしでも伝えられたらと思います。

謝辞:
メカドジョウの制作に関して、東北学院大学教養学部・情報科学科の菅原研助教授にご協力いただきました。菅原先生は、生物にインスパイアされた群れロボットの研究開発を行っている方で、今回のサイエンスカフェにあたっては、ドジョウやヘビの運動パターンについての議論をさせていただきました。この場をかりて感謝いたします。

普段の研究とは異なる「n.s. 研究所」は、魅力的。

普段の研究で得た技術と知識を使って
普段とは異なる研究を
普段接することのない研究者と行うことで
技術の洗練、知識の再認識ができることが
参加する楽しみでありモチベーションとなっております。

今回のテーマであったさかなが進むときの規則性については
もちろんですがそれを見出すために用いた"道具"自体は
身の回りにあふれていることを感じてほしかったです。

昨今の技術、物流の発展により高度な道具が
非常に容易に手に入る環境にあり
それらが自分たちの行った研究に非常に役に立ちました。

今回は上の伝えたかったことについて口ではお話したものの
明示的に伝えるテーマではありませんでした。
いずれこのようなテーマでサイエンスカフェが
できたらと思っております。


アンケート結果はこちら。



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