ボルボストーリー 第1回 環境がきつくなると個性が生まれるの?
文責:林 叔克 (2007年10月 3日)
カテゴリ:研究の概要(3)
絵本のコーナー
絵本のコーナーでは、研究を専門としない方でも研究結果の本質的な部分がわかるように絵と文で構成しました。
ボルボストーリー 第1回 環境がきつくなると個性が生まれるの?
光がすきだ!と光の方によっていくボルボさん
電気がすきだ!と電気の方によっていくボルボさん
光と電気の両方があると両方によっていける方向、ななめに走りだすボルボさん
光が強くなりすぎると、今度は光がきらいになって、逃げていくボルボさん
光がきらいになると好きだった電気もきらいになってしまうボルボさん
光と電気の両方がきらいになって、両方から逃げる方向に走りだすボルボさん
まとめ
ひとつのことがきつくなってイヤになると、今まで好きだったこともイヤになるボルボさんでした。両方のことから逃げだしてしまいます。それでも光がきつくなっても、光も電気もどっちも好きだというボルボさんもいて、今まで通り両方に近づける方に向かっていきます。ひとつのことがきつくなると、ボルボさんたちはどっちにも向かっていく集団とどっちからも逃げだす集団に分かれます。
人でもそうですね。ひとつの事がきつくなって逃げ出すと全部から逃げ出してしまいます。人の社会ではどうでしょうか? 状況がきびしくなると、よりがんばる人とにげちゃう人のふたつの集団にわかれるのもありそうなことですね。