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【2008.05.20】
デジタル制御1

文責:八重樫 和之 (2008年5月22日) カテゴリ:基礎編(351)

今日の目的

前回までははんだ付け、回路作成、電圧測定など、ロボットの体に当たるハードウェア部分の作り方を学びました。これに対して今回からはプログラミングを通してロボットの頭脳であるソフトウェアの作り方を学びます。具体的にはパソコンを用いてPICマイコンという電子部品にプログラムを書き込みロボットに装着するのですが、このPICマイコンがどんな役割をしているのかを考えます。

授業構成と授業の様子

ソフトウェアの授業ではプログラムを行い結果を見て次のプログラムを考える。という進め方をします。PICマイコンはプログラミングによって電圧の制御を行っています。この仕組みについて、LEDが光る・光らないという直感的な判断とそのとき電圧がどのような値・波形を示すのかを測定し客観的に理解する、という二つの方向から学びます。
まずプログラミングの結果をLEDの点灯で直感的に学びます。次にマイコンの各部の電圧の値、波形を測定することでマイコンが電圧のON/OFFを時間制御していることを確かめます。
マイコンの仕組みを説明後は、LEDを点滅、交互に光らせるなどのプログラミングの練習問題を通してマイコンの使い方を学びました。

次回の講義

次回の講義もPICマイコンの使い方を練習します。今回はLEDの点滅というを通してPICの仕組みを考えました。次回はPICマイコンを用いて音発生させることを通してより精密な制御法を学びます。



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