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スポーツ科学 natural riding lesson (第2回目 えにしホースパーク)

文責:林 叔克 (2008年6月16日) カテゴリ:スポーツ科学(3)

馬術の背景

馬術は感情や情緒を育み、創造的で、個性的なこころの働きを豊かにするための情操教育です。馬とのコミュニケーションを通じて、感情のはたらきを学びます。さらにnatural riding lessonでは、身体感覚を科学的な言葉にして、馬とのコミュニケーションをとります。本レッスンは1.手本を見てレッスンの目的を理解すること 2.自分で乗り試行する中で、よりよく乗るための判断基準をつくること 3.馬を世話とおして馬とのコミュニケーションをはかることの3本柱で行います。

レッスンの内容

目的 馬の誘導をおこなう

ステップ1
馬の上でバランスをやしなう練習
・人の緊張感を馬上体操によりほぐした

ステップ2
誘導の練習
・輪乗りから2本の横木の間を通過する回転をおこなった。

ステップ3
・速歩発進と鞍つきの練習をおこなった

レッスンのねらい    

馬の誘導
最初に馬上体操を行い、人の緊張をほぐすことが第一である。
次に馬の誘導練習を行った。馬の誘導とは馬体の屈曲性と外側のとも肢を踏み込ませ、馬体の回転を行う事である。初心者に対して馬の誘導を教える際には、まず手綱の使い方から教える。「手のひらを上に上げて、回転の方向を指し示すように手綱を使う」手綱の指示と同時に体重移動によって、馬に方向の指示を与える。子どもの場合は大げさなぐらいの体重移動をおこなう。
今回の誘導のレッスンでは、二本の横木をおき、輪乗りから誘導を行い、2本の横木を間を通過するように指示した。回転する最中から、横木をみて体の体重移動を行っていくことを自然に感じ取らせるためである。さらに横木があることで、自分が回転でミスをしたかどうか、横木との位置関係はっきりわかるようになる。このように、どういった場合に馬体の誘導をうまく行えなかったのか、判断基準を乗り手につくることが重要である。りわかるようになる。このように、どういった場合に馬体の誘導をうまく行えなかったのか、判断基準を乗り手につくることが重要である。

たけ君とのレッスン

馬上体操で人と馬の緊張感がほぐれたので、写真にようにビバは首を伸展させ、2本の横木の間を通過した。
手綱は強くひきすぎてもだめ、やわらかすぎてもだめ。その力加減は体重移動とのバランスによって決まるので、これからも練習が必要だ。左右に体重移動を大きく移動することで、馬の誘導を行う練習をこれからも行う。誘導においては、いかに馬に自分の意志と伝えるかかが重要だが、たけ君は馬をなだめたり、おこったりしていたので馬に指示をだそうとする意志がみられた。
速歩において、手綱を持ちながらも、鞍に付いている安全ベルトを使わないで、乗ることができた。本人が恐怖に感じていない状態で、鞍つきもよく、馬の振動でおしりが跳ね上げられることがなかった。
速歩というかけ声で、馬もなめらかに速歩発進を行った。乗り手がバランスをくづしそうになると、ビバを歩調を常足に落とした。
つまり、馬が人の状態をしりながら運動していると言える。



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