【2008.06.24】
デジタル制御1
今日の目的
ロボットの頭脳であるマイコンの使い方を知ります。マイコンがロボットの頭脳になるには人間が命令を教えてあげる必要があります。今回は、実際に自分で考えてプログラムをつくり、命令に対してマイコンがする働きを、LEDの点灯やオシロスコープを使って明らかにします。
授業構成と授業の様子
まずは、具体的な関数output_high(...);を例にあげて、この命令をうけてマイコンはどのような働きをするか考えます。実際にソースファイルの作成、コンパイル、書き込みのプログラミングの流れを学習しつつ、マイコンのピンにはそれぞれに名前があり、指定したピンに電圧を出力することができることを理解します。
次に、関数delay_msと組み合わせてLEDを点滅させるプログラムを作ります。これによって、電圧をかける時間を自由に変えることができるようになります。そして、まとめとして信号機のように緑、黄、赤のLEDを順番に光らせるプログラムを作ります。慣れないパソコンの操作に苦戦しながらも、見事、LEDで信号を再現することができました。
また、点滅の間隔をせまくしたときの電圧のようすをオシロスコープではかりました。マイコンがプログラムどおりの時間で電圧を正確にきりかえることが確認できました。
次回の講義
今回の内容をさらに発展させて、プログラミングの技術をみがきます。