街の中での緑の働き
文責:佐藤 公平 (2008年6月27日)
カテゴリ:街の中の緑のはたらき(2)
背景
動物が行った呼吸や、人間活動で出た二酸化炭素を吸ってくれているといわれている
本当に緑の働きは私たちの身近な環境に影響しているのか?
目的
二酸化炭素の濃度を測ることにより、緑の働きを調べる
二酸化炭素濃度へ影響するパラメーター
手法
測定器を使い『森林』『街中』の二つのデータを取る。
結果
Ppmとは?
『part per milion(パーツ・パー・ミリオン)』の略
100万分のいくらかという割合を示す単位。おもに濃度を示す単位だが、不良品発生の割合を表すこともある。%は1/100という割合を表すので、ゼロを4つ繰り下げた値で%表示に換算するとわかりやすい。
気体の場合は体積比
その他の場合は重量比
考察
- ・温度が25度以上となった11時から17時、森中の二酸化炭素濃度はもっとも少なくなった。森林は25度以上で光合成が活発になったと思われ、二酸化炭素量が減ったと思われる。
- ・朝7時のデータをみると街中の二酸化炭素濃度が最も多くなった。その時間は通勤通学者でもっとも人、車通りが多かった時間帯である。
- ・5,6時から比べ7時から11時の森中の二酸化炭素濃度が多いのは、街中の二酸化炭素が流れてくるからと推測される。
- ・仮実験の一時間の観測では拡散によって緑の働きは感じられないと思っていた。しかし『街中の空気』『森の空気』が混じり合うので判断しずらいところもあるが、考察1から緑の働きは私たちの影響に数値として影響を与えてる可能性が出てきた。