後輩との摩擦~本当の成長とは~
高校時代のラグビー部、大学時代の明善寮とフロアボール部。
小さいながらも組織(チーム)を本気で良くしていこうとすると
必ず1個下との摩擦が起きる。先輩や2個下以降の後輩とはうまく行くのに。
薄々は感じていたが、さすがに3つも続くと自分に原因があるのかな
と最近になって考え始めた。すぐに答えは見つかった。
「成長の過程で小言を言われるとむかつく。」ただ1点。
自分は考えること思うことを誰に対しても思いっきりぶつけてきたし、
先輩だって後輩だって、真っすぐな想いには必ず打ち返してくれた。
やり方がトップダウンだったって暑苦しかったって必ず応えてくれた。
ただ1つ違ったことは1個下は後輩でもあり、ライバルでもあった。
皆先輩、後輩を経験して成長していくのに、一緒に成長したいという
想いが強くて、自分が見ている世界を強要していた。(今思えば。)
相手のペースがあるのに関わらず、無理に引き上げようとした。
もちろん、メンバーとして同じチームに入るのだから半分は致し方ない。
しかし、それは大会などの短期間での目標があったからである。
相手にとって本当に成長が早いのは「やってみよう。」 つまり、丸投げ戦法。
社会・地域を変えようという長期的な目標で少しずつ積み上げていくのなら、
自分でやった後の経験、実感の方が教えられるものよりはるかに大きい。
部活のあの時にどうすれば良かったのか改善策は分からないし、当時
としてはたぶん合っていたんだと思います。それは一旦置いておきます。
結論。雄太をはじめ、natural festivalにも後輩が出来ていくだろう。
俺がやりやすかったように、小言は言わず、まずは自力でやらせてみる。
当たって砕けたぐらいで丁度いい。あとは考えすぎて動かない期間が長く
なりすぎないようにケツを叩く。
成長させてあげることは出来ない。成長の種は相手の中にしかないから。