統括プロデューサー ~スタッフのモチベーション、その前提~
今日はnatural scienceシンポジウムの前週打ち合わせでした。
今日の会議で気をつけたのはスタッフのモチベーション、その前提。
大事にしたのは「仕事と人との関わりをスタッフにはっきりと認識させること」。
すなわち、なぜその人がその仕事をやっているのかの前提を引く。
例えば、スタッフに興味ある仕事、やりたい仕事を選らばせる。
選択肢も元々あるのではなく、スタッフの興味・得意分野によって
初めて仕事が生み出されるのである。役職・業務ありきではない。
人がいて、作業が仕事に変わる。(前回のブログ:仕事=作業+誇り。)
一般的にはイベントが大きくなるにつれ、スタッフ関係者は増えていく。
それに伴うのが指揮系統の煩雑さと、スタッフ業務の細分化。
そして仕事が細分化すると、ほとんどが作業に陥ってしまう。
つまり誰でも出来るものとなり、モチベーションの低下を引き起こす。
そうならないためにも「人があっての仕事」を徹底する。
足りない部分は統括する人が火だるまになって、1番苦しい部分をやれば良い。
現場で苦労するからこそ、プロデューサーに対して信頼が生まれる。
そうすることがスタッフとの責任と成果の切り分けにつながるのだ。
ただつなげておいしい蜜を吸うだけのやつはプロデューサーでない。
今、求められるもの。「1人1人、モチベーションから生まれる仕事が
出来る前提・場を作り、かつ、泥をかぶってでも現場を作っていく人」
キーワードは場作りと現場の両立。組織のトップは仲間のために1番
体を張り、場を作り上げ、現場でも先陣を切って戦うべきである。
そんな昔のガキ大将みたいなプロデューサーになっていきたい。