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第7回授業報告(2008.07.18)

文責:林 叔克 (2008年7月19日) カテゴリ:基礎講座(19)

授業の概要

今回得られた自然の法則をもとに、ミサイル発射からの弾道を計算する。「発射角度と飛距離の関係を計算するという課題を行うなかで、自然の原理がどのように利用されてきたのか、を議論する。

速さから、水平方向と鉛直方向の速度を導く数式をつくり、プログラミングを書くことが必要になる。課題を達成するために、基本的な要素を計算することがまず必要である。

シミュレーションによる計算で、定量的なデータをとった上で、理論的に数式を構築し、数学的な証明をおこなう。


授業の様子

三角関数を使うさいに、度数法から弧度法の変換が必要になる。授業では、いかに角度と距離という次元を対応させるかという話をした。単なる数字の変換ではなく、「次元」の計算の仕方を説明した。弧度法の定義は「ラジアンは、円周上でその円の半径と同じ長さの弧を切り取る2本の半径が成す角の値」である。弧度法の便利さは円の半径に直接、中心角をかければ、中心角によって切り取られる円弧の長さが出てくることにある。

 次に、プログラミング言語で、度数を弧度に変換する式の構築をおこなった。


今後の予定

次回も、今回に引き続き、ミサイルの弾道計算の授業をおこなう予定である。



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