【2008.07.21】
デジタル制御3
今日の目的
マイコンを使ったデジタル制御でLEDを光らせる。マイコンに命令を書くまでの流れをマスターし、LEDを光らせてマイコンにはどういうことができるのか試していきます。
授業構成と授業の様子
ロボットの頭脳の役割をするマイコンはどんなことをしているのでしょうか。これからマイコンの中でも、PIC16F14というマイコンを使っていきます。
コンピュータでプログラムを作成し、マイコンに書き込む、そして電子回路に接続して確かめる。これを繰り返して試していきます。
マイコンの簡単な原理を理解するために2つの命令をつかいます。
例えば、
output_high(PIN_B0);
delay_ms(1000);
・・・・・・
マイコンから出ているピンを指定して5Vか、0Vにする。
また、その状態をつづける時間を指定する。という命令でした。
この2つの命令を組み合わせてLEDを光らせてみます。LEDを光らせる、消すをプログラムで自由に命令できることがわかりました。つまり、マイコンの基本動作はスイッチをオンにするか、オフにするかだということです。
このプログラムをする過程でコンピュータで命令をつくる、PICマイコンに書き込む、電子回路で動かす、というステップもひとりでこなせるようになってきました。
次回の講義
第2期生は引き続き、プログラミングで命令を組み合わせてLEDを光らせたり、ブザーを鳴らしたりしていきます。
第3期生は、マイコンを動かすための電子回路を作っていきます。