ファイル出力
LabVIEW は、測定機器などのハードウェアを自在に動かせるだけでなく、ファイル入出力などのデータファイルの作成も行うことができる。今回はシンプルなデータ出力の方法を説明する。測定したデータをテキストファイルに出力する。
ファイル出力
右上図のように、測定条件やx 軸、y 軸の意味を文字列で書き表し、その次に測定データを入れたい。LabVIEW によるファイル出力の基本的な考え方は、文字列と数値を分けることである。「配列連結追加」を使って文字列のデータをまとめ、一度、スプレッドシートに出力する。数値データに関しても、「配列連結追加」を使って数値列のデータをまとめる。x 軸とy 軸のそれぞれ一次元のデータを「配列連結追加」で2次元のデータにまとめて、スプレッドシートに入力することがポイントである。次にこの2つのファイルをパスでつなぐ。ファイルを追加?という入力条件に対して、TRUE を選択する。このようにいくつかのスプレッドシートを順番につないでいくことができる。
データの保存場所は、プログラムを実行した際に、画面がでてくるので、そこで指定する。