【2009.02.26】
センサとコンデンサを使ってみよう!!
マイコンプログラミングを行い、モーター制御ができるようになったS木君(ものづくり講座10ヶ月、小学校5年生)。 今回からはセンサの使い方を学びロボットにセンサを取り付けてみます。センサとは外部の情報を電圧信号に変化させロボットに認識させる機能を持ってます。 「ものづくり講座 ロボットへの道」では赤外線センサを使います。赤外線センサというと難しそうですが、実はテレビやエアコンなどの受信機に使われている極めて一般的な部品です。 今日はセンサの仕組みを確かめるため、リモコンの信号を受け取ったときのみLEDが消灯する回路を作りました。 リモコンのボタンを押すと一瞬LEDの光が消えます。しかし、とても短い時間なのでよく見ないとわかりません。これに対して、今度は0.1[uF]のセラミクスコンデンサをセンサ回路のVout(信号が出る端子)とGND(0Vの基準端子)に並列につなぎます。 すると、今度はLEDの光が消える時間が長くなります。次はもっと電気容量の大きい100[uF]の電解コンデンサをつけます。するともっと消灯時間が長くなります。 コンデンサの電気容量を変化させることで信号をどれだけの時間ロボットへ伝えるかを調整できます。このように今回はセンサとコンデンサの使い方を学びました。 次回からは感度をよくしたい、悪くしたい、など用途に応じてコンデンサの電気容量を変えていきましょう。