2009.03.12
デジタル電光掲示板を作ろう：５

今日は、デジタル電光掲示板のLEDの回路の作成でした。LED同士が密集しているため、回路の作成は非常に困難で、一つでも間違うと、光らなくなってしまう可能性があります。S々木くん（ものづくり講座4回目,2年生）は、順調にLEDをつけていきましたが、テスターでちゃんと電気が通っているか調べたところ何箇所か、通らないところがありました。
原因を調べてみると、LEDが隣接する為、回路同士が接触するを防ぐため、被膜を通してはんだ付けしているが、S々木くんの場合、被膜の上からはんだをつけてしまったことが原因でした。被膜はゴムでできているので、電気を通さないので、被膜を巻き込まないようにはんだをつけることが必要になります。 また、ほかのところをテスターで電気が通るか調べてみると、電気が通うはずのないところにも通っていることがわかりました。これは、はんだ付けしたところが隣とくっついてしまったことで、別なところにも電気が流れるようになっていました。 部品が増える分、一つ一つ、どの回路につながり、どのように電気が流れていくのか考え、確認しながら、丁寧にやっていくことが必要です。
来週は、今回作ったLEDの部分が光るかどうかを見るため、いよいよマイコンに入れるプログラムを作成予定です。