差動増幅回路の入出力特性
差動増幅回路の入出力関係を調べた。
実験回路、測定方法
実験回路の回路図
抵抗値は、
R1=1kΩ,R2=10kΩ
増幅率は、
A=R2/R1=10
オペアンプへの電源供給は9Vのマンガン電池、
入力電圧Vinは電源装置から供給し、デジタルマルチメーターを見ながら調整。
出力電圧Voutはデジタルマルチメーターで測定。
結果
差動増幅回路の入出力特性 Vin : -12~4[V]
差動増幅回路の入出力特性 Vin : 0~0.45[V]
近似直線 y=0.97497x+0.0067
・Vinが、0V~4Vほどで増幅率が9.75となる。
・Vinが負の時は、VoutはVinに比例し傾きが負0V~4Vよりゆるやか。
・Voutは大きくなると頭打ちになる。
・測定中のオペアンプへの電源電圧を測定したところ5.7~5.8Vを推移していた。
考察
・Vinが、0V~4Vほどで増幅率が理論値と一致する。 ・オペアンプに供給した電源電圧によって、出力電圧の上限、下限が決まる。