コンピュータサイエンス基礎講座4
コンピュータサイエンス基礎講座 3/27
いままで、速さ、加速度とシミュレーションしてきた。 速さを知ることで物体の現在の位置から未来の位置を予測することができた。 そして、加速度は速さの変化であり、加速度を知ることで次の速さを予測することができた。 つまり、加速度が分かれば、速さが分かり、速さが分かれば未来の位置を予測できるということになる。 今回行うのは放物運動である。今まではボールの直線的な運動を行ってきたが、現実世界でよく目にするボールの運動は弧を描いている。ボールにどのように力が加わっているのかを考えれば、直線運動であっても、放物運動であっても、論理的には未来の位置を予測することが可能となる。では、よく目にするボールの放物運動はいったいいかにして起きるのだろうか。 今日の授業では、放物運動のシミュレーションをするにあたって、ボールが放物運動する際の速さがどのように変化するのかを考えた。 次回は、直線的に落下し跳ね返るボールのシミュレーションを作り、速さがどのように変化しているのか、実際にprintfを使用してみていく予定である。