【2009.04.10】複雑な回路で力試し
電気回路の基礎を学んでいるT田くん(ものづくり講座2ヶ月,小学2年生)とM浦君(ものづくり講座2ヶ月,小学校新3年生)は、マルチバイブレータの回路を製作しました。
マルチバイブレータとは発振回路とよばれる回路の一つで、
これを使うと2つのLEDを交互に点滅させることができます。
製作する回路は今までのなかでもっとも複雑で部品数も多いです。
そのため前回までに勉強してきた回路図の知識が身についたかどうか力試しになります。
M浦くんは最初はお手本をみて部品を付けてから、どうつなげたらいいかを考えていました。
しかし、回路図をみるとどこから始めてよいのかわからなくなってしまいました。
そこで、回路図の上から順番に配線することを提案しました。
少し作業がなれてくるとコツをつかんだようで見事に完成させることができました。
T田くんははんだ付けが終わっても思い通りに動かすことができませんでした。
回路図を見てもなかなか原因がわかりません。
そこで、つくった回路の配線を紙にかいてみて回路図と見比べることにしました。
すると、2か所の配線ミスが明らかになりました。
今回のようなことは今後複雑な回路をつくるときに課題になることが予想されます。
そのたびに自分で問題解決し、間違いが少なくなるような配線の仕方、問題が起きたときの原因の探しかたを身につけていってください。
完成品を友達に見せてあげているT田くん