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【2009.09.18】
ものづくり議論~カリキュラム基礎編に関する議論~

文責:八重樫 和之 (2009年9月18日) カテゴリ:八重樫ブログ(23)

箇条書きによるまとめ

要点:暗黙知から形式知への変換

問題点

生徒を大量にさばこうとするとマニュアル化したほうが効率的 しかし、そもそも生徒が自ら考える行為を阻害することにつながってしまう そもそもどちらも必要なのでは?

対策

  • ・技術力を高める部分はある程度複雑な内容をマニュアルどおりに作ることの訓練
  • ・洞察力を高める部分は基礎的な内容を着実に考えて答える訓練

基礎編のハードウェアについて

  • ①マニュアルどおり作る→技術力をつける
  • ②回路の絵に配置を生徒が書く→洞察力・思考力をつける

基礎編で作る回路は選択性にする

  • ・回路図を読む
  • ・部品の意味・名前を覚える

という条件を踏んだ回路を多くし選択性にする。 これらをクリアしないといつまでたっても並列の選択課題を作る

  • ・基礎編は選択課題(技術を身につける前提では選択肢は多くてよい)
  • ・応用編は固定

基礎編のソフトウェアについて

  • ・生徒は英語が読めない→読めないと説明の際に頭に入らない
  • 例えば生徒は「if」を「イフ」と読めないと認識できない
  • →タイピング練習に際に、スペル、読み方という単語練習を兼ねる
  • ・読める、打ち込み、コンパイル、実行などの基礎動作の習得までにする
  • ・これ以上の内容の理解の必然は、この段階ではない
  • ・プログラミングのみで起承転結にはならない、あくまで技術の習得
  • ・ロボット製作に入りプログラミングの深い理解の必然が出た際にもう一度C言語


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