ロボティクス講座センサ編の内容案
ロボティクス講座センサ編では、自動制御に不可欠な計測系 構築の技術の習得を目指す。 対象は中学生・高校生。2時間の授業。全4回。 以下は授業の構成案。
第1回 LabVIEWプログラミングの基礎
内容
LabVIEWで簡単な計算プログラムを作成。
ねらい
・PCの基礎、ファイル作成、保存など
・プログラム作成、実行ができること
・LabVIEW特有のブロック、配線などの概念理解
第2回 DAQによる電圧測定実験
内容
DAQによる電圧測定プログラムの作成。 レモン電池の起電力測定実験。
ねらい
・測定結果の時系列の記録
・グラフ出力
・サンプリング周期などの概念
第3回 温泉卵をつくるための温度計測システム(1)
内容
温度センサの駆動回路製作。 キャリブレーション。防水加工。 お湯の温度を測定し、ウズラの卵をゆでる。(温泉卵にするには 70℃?ほどに数分間保つように温度を調整しなければならない) 温度の時系列の記録。たまごの結果。測定系の改善。 測定しつつ、火力調整(温度の制御)
ねらい
・センサの特性の理解
・センサの配線、安定化など電子回路の知識
・センサの防水など正確に測るための工夫
第4回 温泉卵をつくるための温度計測システム(2)
つづき。 ・制御のための計測を通して、自動制御のブロック図の理解