【2009.11.27】オームの法則とDAQ出力
体験編は、自動温度制御装置の制作に必要な技術を習得します。この装置の構成は、計測、演算、制御に分けられます。今回は制御の部分を学びます。
制御とは所望の状況を作り出すための影響力の
行使のことです。
制御のためには現象を支配する法則や
ツールの使い方など対象や装置についての
理解が前提となります。
電気の基礎はオームの法則です。
オームの法則は電気回路の値を決定したり、
出力電力を計算したりと回路の設計に不可欠です。
電球と電池の組み合わせで最も明るく光る
回路を探し、それがなぜ一番明るいかを
オームの法則で考察します。
実際の設計では許容電流などを考慮しなければなりません。
NI社DAQの電圧出力時も許容電流から
最低の抵抗値を計算でき、
デバイスに負担がかからないように
気配りする力が不可欠です。
今回でDAQのアナログ電圧出力の基本を学びました。
次回はLEDの点灯を行う予定です。