【2009.12.04】トランジスタの使い方
体験編は、自動温度制御装置の制作に必要な技術を習得します。この装置の構成は、計測、演算、制御に分けられます。今回は制御の部分を学びます。
前回は、DAQからは微小な電流しか
取り出すことができないことを学びました。
今回は、DAQからの信号を
増幅して電流を得る方法を学びました。
トランジスタはパソコンの中で見えないけれど
重要な仕事をしている電子回路要素です。
近年の高度情報社会もこのトランジスタの存在なしではありえません。
トランジスタはどんな性質を持ち、
どのように使われるのでしょうか。
今回はその増幅作用を使ってLEDを発光させました。
ブレッドボードでテスト回路を構築し、DAQからの
入力でLEDのON、OFFを変えます。
これで、DAQによる計測と制御の基本を習得しました。
これがPCと電気の世界とのインターフェースの作り方です。
次回は温泉たまごマシンのセンサ部である温度センサプローブ
を制作する予定です。