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【2009.1.8】ヒータの設計

文責:佐瀬 一弥 (2010年1月 9日) カテゴリ:ロボティクス講座 授業日誌(14)

体験編は、自動温度制御装置の制作に必要な技術を習得します。これまでPCによる計測、制御の基本を学び、温度センサの実装まで を習得しました。 今回はニクロム線を使ったヒーター部分を制作します。
ニクロム線とは、電気抵抗が高い合金です。 電流によって生じる熱であるジュール熱を利用 して、ヒーターとして使います。
設計の条件は300Wの消費電力で熱を放出するように ニクロム線の長さを選ぶことです。 そのために、オームの法則、ジュールの法則、電力と熱量の関係を 学びます。 基本的な考え方がわかったら、必要な抵抗の値を計算し、 ニクロム線を切り取ります。切り取ったニクロム線は 空間を有効に使うためにらせん状に変形させました。
次はニクロム線とPCをつなぐ回路を制作していきます。 今回は、コードの製作に入ることができました。 次回は、回路の製作へ進む予定です。


ヒータの役割をするニクロム線



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