【2009.1.8】ヒータの設計
体験編は、自動温度制御装置の制作に必要な技術を習得します。これまでPCによる計測、制御の基本を学び、温度センサの実装まで
を習得しました。
今回はニクロム線を使ったヒーター部分を制作します。
ニクロム線とは、電気抵抗が高い合金です。
電流によって生じる熱であるジュール熱を利用
して、ヒーターとして使います。
設計の条件は300Wの消費電力で熱を放出するように
ニクロム線の長さを選ぶことです。
そのために、オームの法則、ジュールの法則、電力と熱量の関係を
学びます。
基本的な考え方がわかったら、必要な抵抗の値を計算し、
ニクロム線を切り取ります。切り取ったニクロム線は
空間を有効に使うためにらせん状に変形させました。
次はニクロム線とPCをつなぐ回路を制作していきます。
今回は、コードの製作に入ることができました。
次回は、回路の製作へ進む予定です。
ヒータの役割をするニクロム線