ものづくり講座日誌(3月12日)
今日はプログラム作成に取り組みました。C言語を使って簡単なRPGゲームを作ろうという内容でした。
私がプログラムを打っていると、何をしているのだろうかと生徒が覗き込んできました。この生徒は、この内容には取り組んでいたようでした。
その生徒は、私が教科書に書かれている通りにプログラムを打っているのを見て、「もっと面白くしようよ」と言ってきました。
番号を選択しているのはここだからここを変えて...と話している生徒に驚きましたが、さらに驚いたのはその生徒の発想でした。
このプログラムは選択肢以外のものを入力すると、ダメージを受けるというゲームでした。そこで、この生徒は、打ち間違いをしてくれるようにあえて桁数の多い選択肢を作るというアイデアを導き出していたのです。
いろいろな取り組みに生徒たちはこうしたら面白いのではないかということを考え、他の人に見せ合ったり、やりあったりしては笑い合っている姿を見ます。ものづくり講座は見たり、見せ合ったりしてたくさんの刺激を受けている場であるということを実感した一日でした。