【2010.08.20】電池の法則を見つけよう!
現在カリキュラムに入る前に、問題集を解いてもらっています。 問題集は、パーツの問題やテスターを使った測定問題など、電子工作に関係する内容で構成されています。
この問題集の最後には『気付いた法則を書こう』という欄があります。 これは、ただ問題を解くだけではなく、やった結果何が分かったか、気付いた点などを本人に書いてもらう欄です。
例えば、今日Y中さんが電池の問題を解いていました。内容は、電池の電圧を測る問題で、1.5Vが1個、2個、3個、4個それぞれの電圧を測る問題があります。この問題は、ただ測って終了ではなく、電池の個数が増えると電圧が倍になるという法則を知ることができます。問題を解いたY中さんは、実際測った値が綺麗に倍になっていなくて疑問を持っていましたが、ポイントを何点か教えると理解し、最後に問題のプリントにその法則を書いていました。
自分で気づいて書くことも大事だと思いますが、 私たちが助言し、理解した上で最後に自分の言葉で書くことも、大事だと思います。 ただ聞いたことをそのまま書くのではなく、自分の言葉で書いてもらえるように授業を進められればと思います。