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g++ 実行時に変数をC++プログラムに引き渡す

文責:遠藤 理平 (2010年10月12日) カテゴリ:TIPS 集(107)備忘録(18)

パラメータを変更しただけの計算を数多くする必要がある場合、コンパイル時や実行時に変数を指定したい場合が多いので、 動作確認プログラムをメモしておきます。
(※g++ コンパイル時に変数をC++プログラムに引き渡す

test.cpp

次のC++のファイルを作成します。
実行時に 配列 argv[] に格納した文字列をプログラム内で利用します。

#include <iostream>
using namespace std;

int main(int argc, char *argv[]){
	for(int i=0; i<argc; i++ ){
		cout << "argv[" << i << "] = "<< argv[i] << endl;
	}
	return 0;
}

argc は格納数を表しています。

実行コマンド

「.out」実行ファイルの後に、文字列をスペース区切りで入力することで、配列 argv[] に格納されます。

g++ test.out test.cpp
./test.out test1 test2 test3 10

実行結果

argv[0] = ./test.out
argv[1] = test1
argv[2] = test2
argv[3] = test3
argv[4] = 10

argv[0] には実行ファイルが格納されています。
argv[1] ~ argv[argc-1] に実行時に入力した文字列が格納されています。



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