ボタン電池でAVRマイコンを動作させる
入手したボタン電池基板取付用ホルダーでボタン電池でデジタルオルゴールを動作させてみた。
ボタン電池ホルダーが対応しているのはCR2032で起電力は3V。
オルゴールに使用しているマイコンATmega168の動作電圧は2.7~5.5V(ATmega168Vは1.8~5.5V)なので、
ボタン電池ひとつでマイコンの動作電圧を満たしている。
写真は製作したデジタルオルゴールで、電池以外はこれまで教材として使ってきたものと同じ。
実際にメロディがなるのを確認できた。
ボタン電池を使用することで、これまで煩わされてきた重くて大きい電池ボックスや外れやすい
電池スナップを使わずに済む。より頑丈で小型にできる。
電流値の検討
ボタン電池CR2032の仕様は、標準放電電流: 0.2mA 最大放電電流: 3mA 容量:225mAh。
(参考:wikipedia)
製作したデジタルオルゴールでは電源ランプとしてLEDを点灯させているが、
LEDに流れる電流の測定値は約11mAであった。これは上記の最大放電電流を超えており、
ボタン電池でLED点灯は適切でないかもしれない。
容量が本当に225mAhである場合は、約20時間で電池切れになる計算である。
ボタン電池使用時は引き出す電流値を考慮する必要がありそう。
ボタン電池で動作させたデジタルオルゴール