【2011.02.15】
マイコンカーのチェックボードをつくろう!
マイコンカーを製作中のM浦くん(科学講座2年,小学校4年生). 今回はマイコンカーのチェックボードをつくります. チェックボードとは,LEDとコネクタの接続端子がついた回路です. マイコンカーが動かない場合,どこが悪いのかを調べるトラブルシューティングを行います. このとき,すべての端子をテスターで測るのでは,作業が多すぎてミスを探すのが大変です. そこで,このチェックボードを使い,どの基板のどの端子が間違っているかを調べます. 正常に動作していればLEDが正しく点灯し,誤動作をしていればLEDが点灯しなかったり,異常な点灯パターンを示します. チェックボードを使い,ある程度問題を限定してからテスターで詳しく図りながら調べることで,トラブルシューティングを効率的に行うことができます. マイコンカーに直接搭載しないチェックボードは一見遠回りに見えますが,トラブルシューティングを行う際に強力な手助けをしてくれます. 今日の講座ではM浦くんは,3つのチェックボードを完成させました.次回はマイコンカーのモータドライバ回路を製作しましょう!