【2011.04.27】
穴あけ加工に挑戦
最近開発中の教材である電源装置を、A澤くんに紹介すると、
作ってみたい言ってくれました。
まだカリキュラムとしては未完成ですが、
今日は生徒も少なく個別対応できたこともあり特別に体験してもらうことにしました。
この作品では電子工作に加えて機械工作の技術も必要となります。
機械工作の作業はプラスチックケースに穴をあけるということだけですが、
これを実行するには長いプロセスを要します。
手順の例は下のようになります。
<穴をあける準備>
・穴をあける位置を決める
・穴の大きさを決める
・穴を開けたい位置に印をつける
<穴空け加工>
・ドリルの径の小さいもので穴をあける
・徐々に大きい径のドリルで穴を大きくしていく
・ドリルでは開けられない大きな穴はテーパリーマで穴を広げる
・穴の大きさが正しいかノギスで測る
・バリを取る
空けた穴には電子部品を固定したり、ねじを通したりします。
A澤くんにとっては手回しドリルで穴開けするということが新鮮な体験だったようで、
苦戦しながらも進んで挑戦していました。
製作した電源装置は別頁で紹介します。
この作品が多くの生徒に取り組んでもらえるように
準備を進めていきたいと思います。
手回しドリルで穴あけ