仮想物理実験室構築のためのOpenGL入門 「四角形+シェーディング」
本稿は、「仮想物理実験室構築のためのOpenGL, WebGL, GLSL入門」のコンテンツです。 詳細はこちらをご覧ください。
コンピュータ・グラフィックとは、現実世界の3次元空間中の構造物をコンピュータ内に三角形の集合体であるポリゴンで表現して、適切なディスプレイに表示するまでの一連の流れです。 21世紀初頭において主流である2次元ディスプレイ(液晶ディスプレイなど)に、3次元構造物を「リアル」に表示するための手法が開発されています。 3次元→2次元の射影で3次元構造物をリアルに描画するための絵画の時代より蓄積された技術は、コンピュータ・グラフィックの世界では「行列演算」で表現されます。 本稿では構造物に光源に対する陰影をつける2つのシェーディングについて取り上げます。 1つ目はOpenGL1.0から導入されている比較的計算負荷の少ない陰影法であるグローシェーディングと、 OpenGL1.5から導入されたシェーディング言語における標準的な陰影法であるフォンシェーディングです。
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