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【物理シミュレーションに挑戦!】古典力学
空気抵抗力シミュレーション4:剛体球回転モデルによるカーブの実験

文責:遠藤 理平 (2016年10月27日) カテゴリ:仮想物理実験室(325)計算物理学(165)

これまでに導出した計算アルゴリズムを用いて、様々な物理現象のシミュレーションを行っていくことを目的とします。 本シリーズでは日常生活でもお馴染みの空気抵抗力の起源について考えます。
空気抵抗力シミュレーション1:空気抵抗力の定義
空気抵抗力シミュレーション2:剛体球モデルによる粘性抵抗係数と慣性抵抗係数の見積もり
空気抵抗力シミュレーション3:ファン・デル・ワールス力モデルによる粘性抵抗係数と慣性抵抗係数の見積もり
空気抵抗力シミュレーション4:剛体球回転モデルによるカーブの実験

空気抵抗力シミュレーション2:剛体球モデルによる粘性抵抗係数と慣性抵抗係数の見積もり」では、空気分子を模した小さな剛体球中を運動する剛体球の速度変化から、空気抵抗に関する係数を見積もりました。空気抵抗は重心運動に対する抵抗力だけでなく、回転運動から並進運動を誘引するいわゆる「カーブ」の原因も生み出します。 本項では、初期角速度を与えた剛体球がカーブする様子をシミュレーションすることができます。


剛体球回転モデルによるカーブの実験

同じ初期角速度の初速度が大きいほど曲がりません。いろいろな条件で試してみて下さい。



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